袖看板とは?
「袖看板とは?」に関する用語説明のページです。
袖看板は、建物から外に突き出すように設置されている看板のことを言います。そのため「突き出し看板」とも呼ばれています。
ただし、厳密に言うと少し違いがあり、袖看板は比較的サイズが小さく1つの店舗だけの看板を意味します。
一方で突き出し看板は、サイズが大きく複数の店舗で構成されている看板を意味します。
袖看板は建物の側面や支柱に設置され、建物から垂直に突き出ているので、多くの人に目にとまりやすく、それだけ宣伝効果があります。
袖看板の種類や価格相場
袖看板は素材や形などの組み合わせにより、さまざまな種類が存在します。
また、夜間に光る内照式の看板(LED・蛍光灯)と、光らない看板もありますので、サイズや素材によって価格も異なります。
内照式の袖看板の相場は、5万円~10万円程度と言われています。
サイズによっては20万円以上になるものもあるので、オーダーする場合は希望を伝えて予算の見積もりを出してもらうようにしましょう。
袖看板を設置する場合、袖看板本体の費用以外に、デザイン代、取り付け施工費が発生します。
デザイン代と取り付け施工費は、10万円~20万円程度が相場と言われています。
トータルでいくらになるのかも、しっかり把握してから制作・設置を進めるようにしてください。
袖看板設置の注意点
袖看板を設置する場合、法律にも気を付ける必要があります。
看板を作るときのサイズや設置する場所などが細かく規制されていますので、しっかり確認しておきましょう。
・屋外広告物法
各自治体で屋外広告物条例が定められていますので、条例に従っての申請が必要です。
・建築基準法
袖看板の本体は建築基準法における「工作物」として申請が必要です。
・道路交通法
道路に看板がはみ出る場合「道路上占有届け」の提出が義務付けられています。
撤去費用について
袖看板は大きなサイズであることが多く、また撤去が難しいことから、いろいろな種類がある看板の中でも高額の撤去費用となることが予想されます。費用は、看板のサイズや業者によって異なりますが、1万円~4万円程度の費用を想定しておきましょう。
営業していた飲食店を閉店する場合、設備や内装についての撤去費用は、居抜きとして退去することによってカットすることが可能です。
しかし、看板については費用をかけて撤去する必要がありますので、注意してください。
飲食店の閉店には費用がかかる
飲食店について熟知しており、さまざまな知識を持っている飲食店経営者・飲食店運営者であっても、撤退や廃業についてはあまり知らない場合があります。
現在営業している飲食店を閉店する場合、諸費用がかかります。
店舗内に取り付けられている設備や什器、内装、店舗の外に取り付けられている看板などを撤去するために必要となる費用で、業者に支払う代金や廃棄とする場合の処分費がこれにあたります。
厨房設備は家庭用のものと比較して大型であることから、撤去や廃棄にかかる費用も高額になります。
しかし内装や設備にかかる撤去費用は、居抜きとして退去することによって、かけずにすませることができます。
次にその店舗で飲食店を始めるオーナーに売却することで、買取り相手を探す手間、その相手に譲渡する際に発生する費用を削減することが可能です。
最近はとくに需要が高く、飲食店以外でも美容院、歯科クリニックなどの居抜き店舗が人気となっています。
飲食店を閉店する場合は、居抜きという形も視野にいれて検討されることをおすすめします。