金融公庫と銀行からの融資のメリットとデメリット

飲食店を開業しようとする際に必要なのは、なんといっても資金調達です。融資とは、自己資金ですべてをまかなえない場合に、考えるべき資金調達方法です。

融資にはいくつか種類があり、大きく分けて公的機関（例えば日本政策金融公庫など）からの融資と民間機関（例えば銀行など）からの融資があります。

そしてそれぞれにメリット・デメリットがあります。

公的機関からの融資に関して

1. 民間機関より金利が低いケースが多い。
2. 長期間借りることが可能。
3. 幅広い人に貸し付けているので過去の実績のない方（初出店）でも融資が降りる可能性は高い。

1. 必要書類が多い。
2. 融資実行に時間が掛かる(1ヶ月以上掛かる場合もあります)。

民間機関からの融資に関して

1. 融資を受けていることで、その民間機関からの信用力があることの証明になる。

1. 過去の実績がないと融資を受けるのは難しい。
2. 金利が幅広い。
3. 返済期間が短い。

閉店時、店舗売却を考えるのなら少しでも早く売却をしたいと考えるのが普通です。
買取り希望者が自己資金なのか、融資を受けるのか、は早期売却に関連してきますので、できれば確認しておきましょう。
通常、融資を受ける場合には時間が掛かります。さらに融資が下りないケースもあります。平行して募集を続けるなど、融資実行・契約まで気を抜かない方が良いでしょう。

買取り希望者が融資を受ける予定がある場合は、契約するまで時間が掛かることを覚えておきましょう。