業態制限・バッティングとは?
「業態制限・バッティングとは?」に関する用語説明のページです。
バッティングとは、同じビルや同じ施設内で飲食店の業態が重複してしまうことを指します。
同じ業態がビル内にあると、同じお客さんの取り合いになり売上低下などのトラブルになる恐れがあるので家主さまにとっては避けたいものです。
飲食店が密集する環境、特に商業施設内の飲食フロアへ出店の場合、業態バッティングの細かい縛りが多い傾向がありますので、買取り希望者を探す際には要注意です。たとえば、クレープ屋さんとアイスクリーム屋さん。提供する食べ物は全く違いますが同じスイーツという縛りでバッティングになってしまい、家主さま審査でNGとなってしまうケースもあります。
バッティング以外にも業態制限がかかることがあります。
たとえば、カフェの居抜き物件で中華や焼肉などの重飲食をやりたいということであれば煙・油が原因で、家主さまから不可業態と見なされてしまう場合もあります。
せっかく後継テナントが見つかったのに業態審査が通らないということがないように、オーナーさまご自身が入居した際に業態制限がなかったか、業態がバッティングしても大丈夫だったか確認しておくことも重要です。