ドロワーコールドテーブル

飲食店を経営している店舗の多くが導入しているのが、ドロワーコールドテーブルでしょう。
テーブル形の冷凍冷蔵庫ですので、食材を冷やして保管しながら作業台としても使える、便利な設備です。
店舗を閉店することになり、物件を売却する必要が出てきた際には、開店時にかかった必要経費をどうにかして取り戻したいと思うでしょう。
ここでは、ドロワーコールドテーブルの付いた居抜き物件をできるだけ高額で売却するためのコツをご紹介します。

ドロワーコールドテーブルと言っても、いくつかの種類があります。
冷蔵機能だけに特化したドロワー冷蔵庫、一方、冷凍機能のみに限定したドロワー冷凍庫、高さを低くした低コールドテーブル、そして、テーブルの代わりに舟形シンクが設置された舟形シンク付コールドテーブルなどです。
いずれのタイプが特に人気という事はなく、どの種類が高額で売却できるといった流行はありません。

ドロワーコールドテーブルの中で人気のタイプは、マイコン制御機能が搭載されているものです。
庫内の設定温度をマイナス6℃〜12℃まで設定でき、デジタル表示でリアルタイムに庫内温度を確認することができます。
先進の機能で正確な温度管理ができ、チルド対応も可能ですので、居抜き物件として売却する際にもより高い金額で買い取ってもらえる可能性があります。

マイコン機能の中でもう一つ人気なのが、自動の霜取りシステムです。
ヒーターデフロスト方式を採用したタイプでは、6時間ごとに自動で霜取りを行ってくれます。
ドアの開け閉めによって庫内に余分な湿度が入ってしまうだけでなく、庫内の温度も上昇してしまいますが、霜取りシステムが十分に機能することにより、庫内の湿度が適切に管理されるばかりではなく、安定した庫内温度管理を行うこともできます。

ドロワーコールドテーブルが付いている居抜き物件で高く売却できる別の要素は、やはりメンテナンスが行き届いていること、そして、掃除が楽であるということです。
特に、フッ素プレコートステンレスをフロントパネルや扉に採用したタイプでは、傷が付きにくく、かつ、汚れを落としやすいというメリットがあります。
また、庫内のコーナー部分がアール形状になっていたり、底面が前方向に傾斜しているタイプも清掃が簡単ですし、庫内に溜まった水を排出しやすくなりますので、こちらも人気です。
防カビ剤の入ったはめ込みタイプのドアパッキンが付属しているタイプも評判です。

飲食店買取りJPでは、この他にも、居抜き物件をより高く売却するためのノウハウを幅広く紹介しています。
興味のある人は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。