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やり過ぎ感のある経費削減は逆効果

やり過ぎ感のある経費削減は逆効果

店舗が利益をより多く出す方法。

それは当たり前のことですが、「売上を上げて、仕入・人件費を含む経費を下げる」ことです。

PL(損益計算)が管理できる店舗責任者が、店舗を黒字化するためにまず考えることは経費削減です。

一般的に販売管理費(営業をする上で発生する経費)といわれる部分の経費は、世の中にたくさんあります。
経費削減サービスを利用することで削減することができるため、比較的取り組みやすい傾向にあります。

一般的な店舗の水光熱費の売上に対しての比率は、大体5%〜8%程度。

例えば長時間の運営や、ピザ窯などの設備の影響で水道光熱費の比率が10%ほどになる場合もあります。
この場合は単純に、電気代、ガス代、水道代を削減しようといろいろ考えると思います。

お客さんがいない間電灯を消すことで、電気代が削減できるとか…。

水道の利用量を減らしたり、ガス釜の稼働時間を減らすとか…。

これが落とし穴!

営業時間に表の看板の電気を消したら、店舗がやっているかやってないかわからないため
売上は必然的に落ちます。これだけは絶対にやってはいけません!
また、店内の電気を消しすぎると、料理が美味しそうに見えないということも起こります。
その店舗本来のパフォーマンスを十分に発揮することができません。

お客さんが店舗にいるときは、いかにお客さんに感動を与えることができるか、100%店舗のよさを出しきらなければ、リピートにつなげることはできません。

店舗の視認性は売上を上げるのに必要不可欠です!!
営業しているかどうかすらわからないようではどうやっても新規のお客さんは入ってきません。
利益を上げるためにおこなった経費削減が裏目に出て、根本の売上を下げることにもなりかねません。極端な経費削減はやめましょう。

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