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簡単に客単価を上げる方法

簡単に客単価を上げる方法

売上数値は「客数」×「客単価」×「席数回転」で構成されますと昨日お伝えしました。
この客単価をアップする方法をご案内します。

私の担当するパートナー店舗の来客数を例に上げて説明しますと、先月3月1ヶ月の来客数20日営業で738人(1日36.9人)、一人当たり400円の客単価がアップすれば、295,200円約30万円もの売上が増大するのですから、客単価アップはとても魅力的でわかり易い方法です。

客単価をアップするには、商品価格を上げて対応しようとする人が多く居ますが
商品価格を上げてしまうと、ターゲットとしていたお客様が来店しなくなってしまうので
結果客数が下がり、失敗すれば売上が減少し逆効果になります。

そして客単価というのは、お客様が納得して使えるその店の平均金額なわけですから
これを超えると、なんか高いな?と思ってしまうお客様が増えるわけです。

これでは良い結果が出ないので、
単品価格を引き上げるのではなく、新しいメニュー開発をします。
とくに、平均客単価よりも高額な商品を開発して、お値打ちで販売します。
この商品へお客が集中してくれれば、自然と客単価はアップします。

さらに、プラス一品商品を開発します。
メイン料理を盛り上げるメニュー「サラダ、デザート、ドリンク類」などの商品が多く売れる事によって客単価がアップします。

この新商品は作っただけではなかなか売れません。

この新商品を勧めるのはホールスタッフの仕事になります。

ある意味ホールスタッフが優秀なら、イマイチなメニューでも売れますので
優秀なホールスタッフを育てることも大切なミッションです。

しかしこれがとても大変。

ですので、簡単な方法から始めましょう。

ホールスタッフに1人のお客様にドリンクを一杯だけでいいのでオススメさせて下さい。
具体的に1杯とれたらドリンク価格の5%還元してあげて下さい。
PLで言う販促費の5%ぐらい還元してあげれば
やる気が出て良いと思います。

これができると確実に客単価があがります。

最後に
成果報酬制をホールにスタッフに適用する場合はキッチンスタッフにも同様に適用して下さい。
そうしないと、不協和音が生まれます。
追加注文のドリンクの提供スピードが60秒以内なら5%還元とか。

是非試して見て下さい。

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