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東京周辺で飲食店舗を閉店したい、売りたいと思ったら・・・

東京周辺にある飲食店舗を閉店したい、売りたいと思ったら、次に各ステップで行いましょう。

最初に行わなければならないのは、「事業譲渡」と「居抜き物件売却」のどちらで売却するかを決めることです。同じテンポ売却でも、この2つは売却する範囲が異なるのです。

事業譲渡は、簡単に言うと「事業のすべて」を売却することです。具体的には、店舗の内装、外装、厨房施設、空調設備、什器、備品など形のあるものから、従業員との雇用契約、店名、店名の持っているイメージ、料理のレシピ、顧客リストなどです。

これに対して居抜き物件売却の売却範囲は、物件の賃貸契約、店舗の内装、外装、厨房機器、什器などに限定して売却します。

どちらを選択するかはメリット、デメリットを比較して決めればよいでしょう。

事業譲渡のメリットは売却価格が高いこと、デメリットは購入希望者が限定されることです。居抜き物件売却のメリットは購入希望者が多く集まる可能性があること、デメリットは事業譲渡に比べて売却価格が安くなることです。

売却方法を選択した後は、売却をサポートしてくれる業者を決めましょう。飲食店売却をスムーズに行うためには、購入希望者の募集から、契約まで専門家のサポートが必要です。

サポートしてくれる業者が決まったら、店舗の売却の予告を物件オーナーに行います。これはどの賃貸契約にも定められていることです。予告の期限は契約によりますが、ほとんどの賃貸契約では退去の予告が退店日の6ヵ月前ですから、売却の場合は6カ月前または6カ月前よりも短い期限です。また物件を売却するということは、賃貸契約を引き継ぐことになりますから、契約者が変わることを物件オーナーに承諾してもらう必要もあります。

物件オーナーに売却の予告を行ったら、購入希望者の募集です。これはサポート業者にまかせておきましょう。

購入希望者が現れたら、物件の内見を行い、双方の売買価格の交渉に入ります。

売買価格が決まって双方ともに契約の意思が固まったら、契約する前に購入希望者と物件オーナーの顔合わせをし、改めて物件譲渡の承諾をもらいます。

ここまで滞りなく済んだら、売買契約を結び、賃貸契約者の変更を行い、売却を実行します。購入希望からは、賃貸契約の引継ぎが確認できた段階で、売却金額の入金があります。

東京周辺で店舗の売却・譲渡を成功させるには？

東京は東京駅の丸の内側と、八重洲側の2つのエリアに分かれ、双方とも日本の錚々たる大企業の本社などが密集しているエリアです。もちろん大企業だけではなく、中小企業の事務所もたくさん軒を連ねています。東京は日本を動かしているエリアだと言っても過言ではないでしょう。

また東京は日本の鉄道の起点であり、中央線、東北本線、東海道本線などの多くの幹線が乗り入れています。さらに多くの地下鉄もつながっていため、多数の観光客や出張客なども通過するエリアです。

加えて最近では東京は最先端のショッピングエリアの顔も持つようになりました。そのショッピングエリアとしての機能を牽引しているのが「丸ビル」と「新丸ビル」です。双方とも150を超えるショップが入っている大規模な商業施設です。出店している店舗は、ファッション、インテリア、雑貨などのほか高級スーパーやドラッグストアなども入っています。

このように東京はビジネス、交通、そしてショッピングの中心であり、それぞれを目指した層が集まってくるエリアなのです。この点をアピールすれば、東京にある飲食店の売却は成功するでしょう。

高額売却・譲渡に繋がりやすい業態　「カフェ」「ラーメン」

東京駅周辺に多い飲食店は洋食が20％強、居酒屋、ダイニングバーが20％弱、和食が15％、洋食が10％です。居酒屋、ダイニングバー、和食、洋食の数がこれだけあると言うことは、これらの業態で出店すれば繁盛する可能性が高いということです。つまり居酒屋、ダイニングバー、和食、洋食は売却、譲渡につながりやすいのです。

しかし、東京駅周辺で売却、譲渡につながりやすいのはそれらの業態だけではありません。東京駅は先ほど書いたように、ビジネス層、旅客層、買い物層の3種類の層の集客力があるので、その層のランチ需要、あるいは休憩需要が非常に高いエリアでもあります。ですから、カフェやラーメンといった、ランチや休憩の需要に合致した業態も、繁盛の可能性が高く、居抜き売却、造作譲渡につながりやすいのです。

もちろん、ここで挙げた業態でなければ繁盛しないかというとそうではありません。東京駅周辺には強力な集客力があるので、料理と接客の質を高めれば、どのような業態でも成功する可能性があるのです。したがって、現在東京駅周辺に飲食店を持っていて、居抜きで売却、譲渡を考えている場合は、自店舗の面積ならどのような業態が可能かを考えて、積極的に進めましょう。

居抜きでお店を売るときに抑えておきたいポイント

ただし、飲食店を高く売りたいと考える場合には注意点があります。それは店内をメンテナンスし、清潔感を持たせておくことです。

飲食店の売却ステップには出店者による内見がありますが、この時に内装が汚れていたり、設備が古いと感じられたら、メンテナンス費用がかかると買い手に判断されるため、造作譲渡金額が下がってしまうのです。特にすでに閉店している場合など、店内を放置しておくと、厨房機器が故障してしまったり、店内が非常に汚れてしまったりします。

ですからなるべく高く自店舗を売却したい場合は、店内を清潔にし、設備や什器もすぐに使えると判断されるようにメンテナンスしておくことが重要です。閉店していても定期的に清掃などを行いましょう。

東京都内の居抜き高額買取り地区

渋谷・池袋・新宿・東京・品川・上野・赤羽・吉祥寺・荻窪・三軒茶屋・高円寺・北千住・八王子・町田・新小岩

東京駅 の居抜き売却実績例

売却成功要因 店舗は数十年営業しており、内装も決してキレイというわけではありませんでした。しかし、最寄りが東京駅という希少性から高額売却につながりました!!

まとめ

東京駅周辺は、人の流れが多い分どうしても賃料が高くなってしまいがちです。特に近年は開発が進んでいるということもあり、今後もますます賃料は上がっていく可能性があります。
高い賃料相場でも高額で売却するためのアピールポイントとしては、たくさんの客を効率よく回転させられる店の造りがあります。厨房の広さ、フロアの広さ、設備什器の配置など、動線がはっきりとわかりやすいレイアウトになっていると、開業しやすい印象を与えられます。

とはいえ、希少性の高い立地ということから、かなりの高額売却を期待できます！
売却・譲渡でお悩みのオーナーさま、是非一度お問合せください！！