ダイニングバーの居抜き買取りポイント

• お酒メインのカウンターがある店舗が多い。
• 軽飲食の部類に入るので飲食店に必要なグリース・トラップ、ダクト関係が最小限の設備で営業できる。
• 軽飲食から重飲食（中華、焼肉、ラーメン等）への業態変更は費用がかかる。
• 坪数が比較的小さいく初出店や個人の買取り希望者が多い。

ダイニングバー店 の居抜き店舗を高額売却するポイント

1. 特徴としてオシャレでこだわりのある内装の店舗が多い。アンティークな家具があったり、オシャレな雰囲気含めて内装をそのまま利用したい買取り希望者が見つかれば高額につながる場合も。
2. BARの特徴として常連さんメインで地域密着の運営していることが多い。そのため店舗のオーナーが変わっても来店して貰える可能性が高い。

その他豆知識

• 煙、匂い、油が出にくいため、比較的家主さま、近隣住民からは嫌われにくい業態である。しかし深夜にかけて営業する店舗も多いので営業時間帯の注意も必要。

ダイニングバー店 の居抜き売却実績例

解約告知も出しておらず赤字でもないため閉店は急いではいない店舗でした。造作を満額で欲しい方が表れるまで待てる状況だっため時間をかけて買取り希望者を探しました。BARにはめずらしく1階店舗でオシャレな内装であることもあり2ヶ月半で希望通りの高額売却に繋がりました。

◆居抜きせずに閉店した際の想定コスト
　〜原状回復工事（スケルトン戻し）の費用比較〜

原状回復工事（スケルトン戻し）にした場合の費用として。
飲食店の店舗を閉店する際、通常1坪5万円～10万円の原状回復工事（スケルトン戻し）費用がかかります。

ダイニングBARは他の業態に比べて厨房設備や排気設備などが軽装備で済むため1坪6万円で原状回復費用を計算すると、15坪の店舗では約90万円の費用がかかります。造作を400万円で売却できたということは差額490万円のプラスになりました！！

まとめ

ダイニングBARの物件は厨房機器や設備関係が最小限の設備で営業できるため、高額での売却が難しい業態といえるでしょう。しかし諦めてはいけません。売却事例であるようにそのまま居抜きをうまく利用できる、時間をかけて探すことができるなどのプラス要因次第では高額売却も望めます。さらに基本とも言える店内の清掃もしっかりと行い、少しでも高値を出してくれる買取り希望者を探しましょう。