グリース・トラップ
居抜きとは、閉店に際して店舗の内装や厨房設備等をそのまま売買や賃貸することをいいます。オーナーさまが作った想い入れのある店舗を買取り希望者に少しでも高く買ってもらうにはどうすれば良いのでしょうか?
共通点として一番大事なことは店舗を綺麗に清潔にしておくことです。第一印象は非常に重要です。現在運営されている業態を少しでも活かして閉店後の高額売却に結び付けましょう。
グリース・トラップの店舗物件を高額売却する為のヒケツページです。
グリース・トラップの店舗物件を売却したいと考えている方へ、グリース・トラップの居抜き物件を高値で売買する為のポイントをお伝えします。
グリース・トラップの居抜き店舗の特徴
◆ グリース・トラップ の一般的な購入費用
新品 | 5万円 〜 200万円 ※工事費含む |
---|---|
中古 | 3万円 〜 7万円 ※置き型のみ |
◆ グリース・トラップ が必要な業態
居酒屋・バル店、イタリアン・フレンチ店、中華料理店、焼肉店、ラーメン店、寿司店、そば・うどん店、カレー店、鉄板焼き店、テイクアウト店、レストラン、デリバリー店
グリース・トラップ ありの居抜き店舗の概要
居抜き物件の場合、ダクト(排気設備)も大切ですがグリース・トラップも大切なチェック項目になります。
そもそもグリース・トラップとは、いったいどのようなものでしょうか。
飲食店での勤務経験があるかたなら見たことや清掃したことががあるかもしれませんね。
厨房から出る油を含んだ排水を一時的に溜めて、そのまま下水に流さないようにするための装置です。
実はグリース・トラップ設置を明確に義務化する法律はありません。ただ、下水道法によって下水を基準値より汚してはいけないと決められており、油脂類の放流基準が設けられています。よく、グリース・トラップが設置されていなければ保健所の許可がおりないと思われている方もいますが、実はそんなことはありません。
なぜなら、保健所などが該当する厚生労働省の管轄ではないからです。
ではなぜほとんどの店舗は設置しているのでしょう。それはそのまま運営するとほとんどの場合下水道法に触れるからです。
下水道法の水質基準に適合させるためには、結果的にグリース・トラップが必要になるということなのです。ちなみに下水道法は国土交通省の管轄です。汚水で、下水を詰まらせてはいけないという法律があり、その罰則規定が結構厳しく、5年以下の懲役1,000万円以下の罰金又はこの併科が課されることがあります。
そのため余程の軽飲食(乾きものしか出さないなど)でない限り、ほとんどの飲食店に設置されているのが現状です。
グリース・トラップの設置は非常に高額です。上の一般的な購入費用では新品でも5万から15万ぐらいと記載しましたが、あくまでシンクの下等に置くタイプならです。その場合、焼き鳥や焼肉などの重飲食では、容量が小さいためほとんど間に合いません。
そうなると厨房の床に埋め込むように設置する場合がほとんどですが、工事費を含めると設置に100万円を超えてかかることもあります。
グリース・トラップ ありの居抜き店舗のまとめ
グリース・トラップは居抜きの売買に大きく影響します。
例えば詰まって使えなかったりしてしまえば売却価格を大きく下げてしまします。
グリース・トラップのメンテナンスは、1にも2にも清掃です。定期的に清掃業者をいれるなど、とにかくキレイに保ちましょう。
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