居抜き売却事例
FC(フランチャイズ)本部に内緒で後継テナントを探せますか?
飲食店を開業するには運営ノウハウは欠かせません。そのノウハウを得るのにもっとも手っ取り早いのがフランチャイズ加盟となります。他にも知名度やイメージで集客することも可能ですし、食材などが安定した価格で手に入るなど、特に初めて飲食店舗を出店するオーナーさまにとっては心強いものとなります。
しかし当然すべての店舗が成功するわけではありません。様々な事情により閉店されるオーナーさまもいらっしゃることでしょう。中にはFC(フランチャイズ)本部に伝達することなく後継テナントを探されるオーナーさまもいます。ではFC(フランチャイズ)本部に内緒で後継を探すことは問題ないのでしょうか。
◆◆まずは契約書の確認を!!◆◆
FC(フランチャイズ)で店舗を出店する際、ほとんどのオーナーさまはFC(フランチャイズ)契約、ライセンス契約などを締結しているかと思います。契約書を開いてみると解約などの条項はありませんでしょうか。
確認してみましょう。
少し前の契約書には、本部側からの解約権が明記されていても、加盟店側の解約権に関してはふれていないなどのものが多くありました。しかし近年では加盟店からの解約は認められるものの、契約期間内の解約は違約金が発生するなどという契約も多くなっております。
また、FC(フランチャイズ)本部にとって閉店はマイナスイメージになりますので、たとえ家主さまが原状回復義務を免除してくれたとしても、FC(フランチャイズ)契約で閉店した場合ただちにスケルトン戻しの文言が入っていることも珍しくありません。
◆◆競業避止義務って聞いたことありますか??◆◆
こちらもFC(フランチャイズ)契約書に盛り込まれているが多いと思います。競業避止義務は企業秘密やノウハウの流出防止などを理由に設けられております。とくに加盟店に自社のノウハウを提供するFC(フランチャイズ)は他社にノウハウが流出してしまうことを防ぐ目的で競業避止義務を定めております。
FC(フランチャイズ)契約終了後、オーナーさまは同業種の運営を行えない。FC(フランチャイズ)本部よりマニュアルや契約書の返却を求める。などといったことを契約書に盛り込んでいるところもあります。
◆◆FC(フランチャイズ)本部に内緒で売却できるの?◆◆
はたしてFC(フランチャイズ)本部に内緒で売却できるのでしょうか。
若干のノウハウと仕入先だけ提供し、あとはオーナーさまの自由に運営、閉店を選択できるFC(フランチャイズ)本部も存在しますので、必ずしも不可ではありません。しかし内緒で募集するメリットはほとんどありません。
逆にFC(フランチャイズ)本部先に相談することによって、加盟店の中から買取り希望者を探して連れてきてくれる。違約金を緩和してくれるなどの事例も多くあります。まずはFC(フランチャイズ)本部に確認することをお勧めします。
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